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韓国漫画『四度目の夫』ネタバレ感想!

韓国漫画『四度目の夫』ネタバレ感想!

『四度目の夫』は、LINEマンガで大ヒットした『ラブミーテンダーにさようなら』の明生チナミ先生の描く注目作です。本作はインパクトのあるタイトルで、恋多き女性の話かと思いきや、まさかのミステリーロマンス作品なのです。

前作同様に胸キュン必至の恋愛模様に加えて、主人公にかけられた呪い・毒殺事件の犯人・風習に支配された不気味な村、すべての謎が複雑に関わり合う本格的なミステリーを、フルカラーの美しいイラストとともに楽しめます。今回はそんな『四度目の夫』のあらすじや感想を紹介していきます。

目次

あらすじ

四度目の夫・基との結婚

主人公の藤林美青(ふじばやしみさお)は、今まで3人の旦那が亡くなってしまったことにより、呪いがあると噂になっていました。そんな美青は、大地主で豪商の富嶋基(とみしまはじめ)の求婚で、富嶋家に嫁ぐことが決まります。基は結婚してから何度か危ない目にあいますが、美青のせいではないと言ってくれ、美青も徐々に心を開いていきます。

美青と基の最初の出会い

2人の最初の出会いは11年前、基がまだ学生のときでした。基は友達に誘われて、呪いの女と噂の美青をこっそり見に行きます。ところが、美青は噂とは違い、蛹の命を憐れむ美しい女性でした。2人で一緒にその蛹を助けたことをきっかけに、基は美青を想い続けるようになるのです。

毒殺未遂事件の黒幕は誰なのか

使用人の蔵田が持ってきたチョコレートに毒が入っていました。そのチョコレートは、美青と基を含めたお茶会の最中に食べようとしていたもので、毒味を担当した使用人の辰雄は命が危険な状態に。

豪商の跡取りとして幼い頃から命を狙われることが多かった基は人を信用できず、蔵田を含め関係した使用人に罰を与えました。すぐに犯人が見つかりましたが、その犯人には不可解な点が多く、別の黒幕がいると考えます。

黒幕を突き止めるために、美青と基は黒幕と関係しているとされる村に潜入調査に行きます。果たして事件の黒幕は誰なのでしょうか?

美青と呪い

美青の近くにはずっと謎の青い蝶がいました。その青い蝶は3人目の夫との初夜のタイミングを防ぐように雷を落としたり、基にむかってシャンデリアを落としたりと美青を守るような行動をとります。美青は霊感がある使用人の辰雄と千代の兄弟に相談しますが、青い蝶の正体はわかりませんでした。そして、青い蝶の秘密は明かされることなく、不思議な力に焼かれて消えてしまったのです。

青い蝶が消えた後、赤く光る蛹が美青のもとに現れます。「ミニー」と鳴く不思議な蛹は、一晩経ったら消えてしまいました。

青い蝶、謎の蛹、美青の呪いの謎はまだ明らかになっていません。

感想

今後も読みたいか?→面白いと思うけど読まなくてもいい

『四度目の夫』は、話の展開がしっかりした面白い漫画だと思います。謎に対しての伏線が張られていて、恋愛とミステリーの要素が混ざったような作品です。

主人公の美青に、本当に呪いがあるのか気になります。美青は3人の旦那だけでなく、母親と弟が亡くなっていて、もし呪いがあるとしたら弟が関係しているのではないかと思われる描写がありました。

基は美青のことが好きなのに上手くアピールできない、どこか可愛らしい面があります。

現在は、話の重要な部分であると予想される村に潜入調査をしています。その村は使用人の辰雄と千代の兄弟の出身地であり、2人が霊感が強いことに関係していそうです。さらに謎の風習が多く、ずっと怪しい雰囲気が漂っています。

毒殺未遂事件の真相とともに、美青の呪いについても謎が明らかになるはずです。

面白いのにもかかわらず、私が続きを読まなくてもいいかなと思った理由は単純に好みです。美青と基にあまり愛着が持てなかったこと、オカルト系のミステリーを漫画に求めていないことが挙げられます。

話がきちんとしていることにより進みがあまり早くなく、毎週地道に読んでいくほどハマりませんでした。

ですが、絵も綺麗で話もしっかりしているため、好きな人は好きな作品だと思います!

恋愛漫画×オカルト系のミステリーの設定が好きな人には、おすすめの作品です。

まとめ

恋愛漫画×オカルト系のミステリーの要素を丁寧に描く『四度目の夫』は、LINEマンガのオリジナル作品として毎週月曜日に更新されているので、気になった人はぜひ読んでみてください。

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