『縁の軌跡』は、大ヒットして実写化映画化までされた『女神降臨』のyaongyi先生の描く注目作です。『縁の軌跡』は古典とファンタジー要素の混ざった世界観で、yaongyi先生の美しい絵と壮大なストーリーが楽しめて、今後面白くなること間違いなしです。
今回はそんな『縁の軌跡』のあらすじや感想を紹介していきます。今ならまだ20数話までしか進んでいないので、気になる人は今すぐ読み始めて、今後の展開をリアルタイムで楽しみましょう。
あらすじ
鬼と共生する守星国
その昔、星の守護を受ける国である守星国は、大蛇に襲われ危機的な状況に陥りましたが、1人の神の力で大蛇が封印され、再び平和が訪れました。
守星国では鬼や妖怪と共生していますが、その中には悪鬼と呼ばれる人に害を与える鬼がいて、悪鬼を退治するために霊力を持った人間が鬼を退治するようになりました。
主人公のチョン・リョンは守星国で1番の退鬼師一族の令嬢です。
ところが、リョンは一族で唯一霊力がなく、叔母から冷たい扱いを受けていたためずっと家から抜け出したいと考えていました。
リョンとユソンの出会い
リョンは鬼を退治する力はありませんが、鬼現鏡なしで鬼を視られる唯一の人間です。
村の祭りの会場で、リョンは人間の体を乗っ取った鬼のユソンを見つけ、人間ではないとユソンに声をかけます。
正体を見破られたことに驚いたユソンは、リョンの特別な力を信じて、自分が地縛霊になった理由を解き明かし、成仏させてほしいと頼みます。
家を出る良い機会だと考えたリョンは、武将閣の息子であるユソンに武将閣に入れてもらうことを条件に、ユソンと協力関係を結んだのです。
リョンが武将閣へ入学
ユソンのコネを使って武将閣に入ろうと考えていたリョンでしたが、ユソンは不正入学を認めず、リョンは武将閣に入るために必死に訓練することになりました。
訓練の成果が出て、リョンは武将閣に入学し、念願だった家を出ることに成功します。
女がいない武将閣でリョンはひどい扱いを受け一度退学に追い込まれましたが、ユソンの協力もあり、なんとか武将閣での日々を過ごしています。
リョンの本当の力とは
ずっと霊力がないと言われているリョンですが、ユソンが崖から落ちそうになったときと武将閣の入学試験のときに、不思議な力を発したのです。
またリョンは悪鬼から「星の気を授かりし者」と呼ばれ、特別な扱いを受けていました。チョン家の次期当主候補である従兄弟のソルは、リョンが家にいたときから優しく接してくれていましたが、リョンの能力について何か知っていそうな様子です。
またリョンを守るために、幼い頃に鬼に襲われて亡くなってしまったリョンの両親もリョンの力に気づいていたようです。
リョンは自分でも気づいていませんが、霊視できる以外に何か特別な力があるのでしょうか?
また、リョンはユソンが成仏するために必要な記憶と何か関係があるのでしょうか?
これらの謎を解き明かしつつ、リョンの恋愛模様を楽しむのが今後の展開になりそうです。さらに今後はユソン以外の別のイケメンキャラも現れそうで、面白くなっていきそうな予感がします。
感想
『縁の軌跡』は、古典とファンタジー要素の混ざった世界観で、話の展開も面白くて、絵もすごく綺麗でおすすめの作品です。
yaongyi先生の描く女性主人公はやはり魅力的ですね。女神降臨の麗奈とは違う性格のキャラクターで、今回の主人公のリョンは明るくて行動的で素直な性格です。失敗すると女性に嫌われるキャラになりそうですが、人たらしというか、なぜか応援してしまいたくなる魅力を持っています。
そしてユソンが女神降臨の神田君のような黒髪正統派イケメンで、本当にイケメンすぎます。yaongyi先生は絵が本当に綺麗で、すごく美女でイケメンなのに現実世界にいてもおかしくなさそうなリアルさを感じます。
謎が多い展開ですが、リョンの性格の明るさで、物語の雰囲気が暗くないのも好きです。
謎はまだ全然解かれておらず、リョンとユソンの関係も全く恋愛に発展していないので今後の展開が予想できません。さらに最新のお話では、大蛇様という別のイケメンも現れていて、三角関係になる可能性すら秘めています。
『縁の軌跡』というようにリョンの特別な力、ユソンの前世の記憶、守星国の歴史、新たな登場人物などが様々な縁で繋がる壮大なお話になりそうです。
女神降臨も200話以上続いた長い作品のため『縁の軌跡』も同様に数100話続くような長めの作品になるのではないかと思います。
続きは長くなりそうですが、リョンやユソンのこれからの展開が気になるので、今後も読み続けたいと思います。
まとめ
女神降臨のyaongyi先生のパワーアップした美しい絵と古典×ファンタジーの壮大なストーリーが楽しめる『縁の軌跡』は、LINEマンガのオリジナル作品として毎週土曜日に更新されているので、気になった人はぜひ読んでみてください。
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